街でイラッとする時
久しぶりに箸休めを書こうと思います。(^~^ )
前に「怒り」について書きましたね(0033)。
怒りとは、防衛反応です。モトが減っている時、ココロが何かを守ろうとして、体に送る信号です。
ところで汝ら、街で「イラッ」とすること、ありませんか?
街にはたくさんの人がいるので、ちょいちょいイラッとしますよね? あれも軽い「怒り」ですね。
あの時、わしらはなぜイラっとするのでしょうか。
一度や二度ならいいですが、街に出るたびに、なにがしかイラッとし続けていたら、ストレスでココロもカラダもクタクタになってしまいます。なんとかしたいと思いません?
d(^~゜ )
今日は、そうういう話。
わしと知らないおじさん
わし、バイクでデイケアに通ってるんですよ。毎朝、商店街のアーケードを通り抜けて通っています。その商店街、朝だけは通行できるんです。で、今朝のこと。
わしが交差点からアーケードに入ろうとしている時。アーケードなので、人通りが多いんですね。んで、そこにバイクで入ろうとするので、当然、一旦停止して、安全を確認するわけですよ。
で、わしが一旦停止したんですけど、その時に一人のおじさんが、わしのバイクの横から歩いてきたんですね。
んで、そのおじさん、わしがバイクで安全確認をしてる横で立ち止まって「早くどけよ」という顔で、イライラしてる様子だったんです。
多分、交差点をまっすぐ行きたかったんでしょうね。そんで、そこにわしのバイクが挟まったと。
まぁ、よくあるシチュエーションだと思うんですけど、このおじさんは、一人でイライラしてしまったんです。
なぜでしょうね。
守りたかったものは何か
おじさんの問題(直進したい)の解決策としては、わしを待つか、わしのうしろに回るか。うしろに回るといっても、バイクの車長なので、たかが知れてます。でも、おじさんは、待つことを選んだ。そして、待つのは「わしのバイクのせいだ」と思って、イライラし始めました。
自分のしたいことを邪魔された、という考えから、自己防衛反応が起こって、「怒り」が湧いた、と考えるのが、筋が通っている気がします。
でもね・・・よく考えてみてください。このおじさん、もし2〜3歩歩いて、わしのバイクをよけて通ったら、何にも困らなかったんじゃないかなって思うんですよ。
まぁ「バイク邪魔だなぁ」くらいは思うだろうけど(その点については申し訳ないですけど)、交通なんてお互い様だし、安全第一だし、いちいちイライラしたり怒ったりするのは大変だろうと思いますしね。
ただ、そうしなかったのは多分
「なぜわしが邪魔なバイクのために【避けてやらねば】ならんのか。」
という思いがあったんじゃないかと思います。何を、誰を守るのか
よくあることだと思うんです。街で出会った知らない人に、通行を邪魔されたり、迷惑をかけられることって。ただ、許せる範囲が広がると、イラっとする機会がぐっと減ると思うんですよね。
さっきの例でいうと、おじさんが自分のプライドを守るために、自分からイライラしてしまって、結局自分を傷つけてしまいました。
もし、お互いに道を譲る程度のことで、相手を許してあげられたら、無駄な怒りで自分自身を傷つけることもなかったんじゃないかって、ちょっと残念に思ってしまいました。
(T~T )
今の例からわかるように、ちょっとした親切心っていうのは、結局自分のためになるんですよね。人のためになるのはもちろん、あくまで
自分のために、人に親切にしている
に過ぎないんです(0026)。自分のためにしているんだから、もし相手にその親切心が伝わらなくても、そんなにイライラしませんしね。
d(^~゜ )
もし街で
「なんでわしが、お前のためにそんなことせなあかんねん」
と思ってしまったら、ちょっと立ち止まって、
「どないしたらみんな幸せになるやろな」
と考えてみるのも、いいかもしれません。何度もやっているうちに、習慣になって(0039)、イライラする機会が、ちょっと減るかも知れませんよ。
(^~^ )
では、アレを。わしの話はアレなので、必ず一度は自分で考えてみてね。
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