0067:時間軸と汝と神さま

真の「癒し」とは

時間の話が続いていますね。

なんでこんな話が続くのかというと、「時間」は「流れない」という概念は、わしらの「人生」という概念と、真っ向から対立する概念でありながら、人生を最後までやりきるためにも、絶対に持っていたほうがいい概念だからです。

わしらの人生は、ルール上どうしても「死んでしまったら終了」なんですよね。地獄のオキテなので、こればっかりは、どうしようもない。

さらに、わしらには生存本能があるので、できるだけ死にたくないと思うようにプログラムされているし(0004)、それゆえに、死というものは、人生で一番恐れるべき現象であるわけです。

でもね、人生が辛い、そう思っているときって、

死ぬのはイヤ、でも、生きていくのはもっとイヤ

ていう状態に、なってしまいがちだと思います。

わしがそうだったから、よくわかります(0050)。
(T~T )

そんなときに必要なのは、アロマとか動物の動画とか、理想的なカミサマとか教祖とか、そういう甘っちょろい「癒し系」ではないんじゃないかと、わしは思うんです。

少なくとも、わしは知りたかった。どうして、こんなにも辛い『人生』なんてもんが存在するのか、その

理由

が、ね。

その理由を考えているうちに、どうしても避けて通れなかったのがこの「どうして過去はやり直せないのか」、そして「どうして時間は一方向に流れるのか」という話で、結論としては、「時間は本当は、流れてなんかいない」、という仮定でした。


「未来はまだ来ない」のか

人生が存在する、そのことに「理由がある」と仮定するならば(このブログの大前提ですね)、わしらは単純に行き当たりばったり生きているわけじゃなくて、ちゃんと「理由に沿った」人生を歩むはずです。

それゆえ、人生は生まれてから死ぬまでが「きちんと決まった状態で」スタートする、と考えざるを得ません。

わしらにとっては、未来のことは、まだ起こっていない、知りえないことです。しかし、人生が「きちんと決まった状態で」スタートするなら、未来はすでに「決まっている」ことになるし、それはつまり

「未来はすでにある」

ということになります。そう、時間が「流れる」ものであったら、こういうことは、起こり得ないのです。

ですので、時間はやっぱり、本当は「流れていない」のであって、わしらが生きている間、便宜上「流れているように見える」ように仕組まれている、と考えるのが自然だと思ったんです。
d(^~゜ )

どうして、こんな仕組みになっているのか??? 結局そこが、わしや汝の人生が辛い理由の要、ということになりそうですよね。

そこで登場するのが、神さまです。


人生のデザイナー

ここまで考えると、やっぱりね、人生をデザインする者、という考えに至るんです。

わしらの人生は、誰かがデザインしています。人生は、何らかの理由で、誰かがデザインしている、と考えざるを得ないです。

そして、もしデザインがあるなら、生まれてから死ぬまでに体験することを、他の生き物や物質とのカラミも含めて、きっちり正確にデザインする、そのデザイナーがいるということです。

前に書いたとおり(0066)、時間にはゴールがある。時間を「流す」と、やがてゴールに至る。

その過程が、過去→現在→未来という順番に積み重なっているのが、時間軸というものです。正確にはベクトルっていうんでしたっけ? 軸に方向が加わったものです。

この軸の途中に、わしらの人生が組み込まれています

つまりです、この時間軸をデザインした者が、すなわち、汝やわしの人生を、デザインした者、ということになります。

そのデザイナーに、なんて名前をつけたらいいのか。思案の結果、わしが採用したのが「神さま」という呼び方だった(0052)。

さらにさらに。わしも、汝も、「イコール神さま」だったですよね(0063)。

結局、わしや汝の人生をデザインしたのは、わしや汝自身でありつつ、神さまでもある、ということになります0011,0059)。


汝に神さまは寄り添う

ずっと前に書いたことだけど、他者がたくさん存在する理由は、「役割分担」でしたよね(0024)。いっぺんにたくさんの人生を、神さまが効率よく経験するために、わしらはたくさんいるんです。

なので、そういう「役割分担」の一端を、汝もわしも、担っています。

汝の人生が辛い時、ぜひ思い出してほしいことがあります。それは

「今、自分の役割は、なんだろう」

ということです。

神さまだって、辛い思いをするのは、嫌なんです。だって、神さまは汝なんだから。汝が嫌だと思っていることは、神さまだって嫌です。

だけど、何らかの理由で、神さまと汝が、汝のシナリオに「今、辛い思いをする」と書き込んだから、汝は今、辛い思いをしているんです(0059)。

汝がすべきことは、ひたすら耐えることなのか、抗い続けることなのか、それとも、逃げ出すことなのか今、汝は、この「時間軸」のなかで、何をする役割を担っているのか

それは「個別のドラマ」(0002)によるので、汝にしか分かりません。ココロと、カラダと、アタマとを上手に使って、三者でよく話し合って0008)、じっくりと取り組んでくださいね。


ただし、です。

何か怖いものがあるときの話。恐怖は、思考を停止させます。ココロがモトの流出を止めようとして、アタマカラダに絶対命令を出すからです。

何かをいたずらに怖がると、モトが減ってしまいます0034)。ですが怖いものというのは、開き直って見つめると、怖くなくなるものです。

怖いときこそ、「デザイナー」を信じてみてくださいデザイナー(神さま)は、全知全能です。いつでも、どんなときでも、汝を見ていますし、こっそり応援しています。信じて、そして、恐怖の対象を、じっくり観察して、取り組んでみてください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

恐怖の話は、人生が辛いとき、結構大事な話かもしれませんね。次回もう少し掘り下げようかな。

ではアレを。わしの話は信じないこと。わしの話でなくて、デザイナーの方を、信じてあげてください。デザイナーは、神さまで、神さまは、汝自身です。

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