0014:カラダからココロへ

前回まで、カラダについてガッツリ書いてきたので、次は他のパーツについての話をしようと思います。そうですね・・・じゃ、ココロの話をしましょうか。


ココロとは何か

何度も言いますが、わしらは3つのパーツが合体してできている存在です(0007参照)。覚えていますか?
カラダ
ココロ
アタマ
でしたね。今日はココロの話です。

ココロは、感情の源に当たるパーツです。すべての感情は、このココロから湧き出てきます。

前にも少し書きましたが(0007参照)、アタマココロは別々のパーツで、それぞれ別の働きを司っています。


アタマとココロ

アタマは、考えてカラダを動かす仕組みを司っています。
そしてココロは、考える間もなく、思わずカラダを動かす仕組みを司っています。感動したときに涙が出る、アレでしたね。
d(^~゜ )

それぞれ別の働きがある、と書いていますが、もちろんこの二つは密接に関係して動作しています。

例えば、ココロの中で感情が起こるためには、周囲の状況をカラダが認識し、それに対してアタマがどういう判断をするかが、重要だったりします。

例えば、街で誰かと肩がぶつかったとしましょう。ぶつけた相手は、気づいてないのかわざとなのか、無言で立ち去りました。

その時、ムキー!と怒る人と、なんとも思わない人とがいます。
怒るとしても、怒りの度合いは人それぞれです。すごく怒る人もいれば、ちょっとイラッとするだけの人もいます。
その違いは、アタマがその出来事を「どう解釈したか」によると言われています。

アタマが「人の肩にぶつかって謝らないなんて、私を攻撃するつもりか?」と判断すると、自己防衛反応として、ココロは「怒ったぞ!」という信号を返します(怒りとは防衛反応です)。

また、アタマが「肩をぶつけてしまった、相手は大丈夫だろうか」と判断すると、逆に相手を心配する感情が発生して、ココロはそう信号を出します。

その差によって、怒ってムキー!となったり、全く怒らなかったりするようです。

詳しくは「ABC理論」で調べてみてください。面白いですよ。
d(^~゜ )


ココロが生み出すもの、感情

ココロは感情を生み出すパーツです。
では、感情は一体いくつあるのでしょうか。

心理学の世界では、感情は大まかに、6つに分けられるといいます。すなわち
・うれしい(喜び)
・腹立たしい(怒り)
・悲しい(悲しみ)
・怖い(恐れ)
・嫌だ(嫌悪)
・驚いた(驚き)
の6つなんだそうです。

これらが、アタマの働き連動して、心から湧き起こってくるわけですが、実はね、ココロがそれらを発生させる基準って、実は二つしかないんですよ。

大事なことだから、よく覚えておいてくださいね。感情の基準は

「好き」(好ましい)

「嫌い」(好ましくない)

の、たった二つです。


もう一度言いますよ、感情の基準は、「好き」「嫌い」の二つです。先に上げた6つは、この二つの感情の混ざり具合によって発生します。

二つと言いましたけど、実際にはこの二つは線で繋がっていて、その線の上のどこに今の感情があるかによって、人は怒ったり悲しんだり笑ったり喜んだりします。

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では今日はこのへんで。続きは次回にしましょう。
今回も恒例のあれを書きますが(笑)、わしの話を、信じないこと。約束だぜ?
d(^~゜ )

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