モトあつめが下手クソ
モトあつめの話が続いていますね。わしらの人生が辛いのは、モトが足りないからなのですから、そういう話がつづくのはしょうがないのかな。自分自身がそうだから言うのですが、人生が辛い、と思っている人は、得てして、モトあつめが下手クソです(笑)。
(^~^;)
そうなんです、「モトあつめが下手」だから、人生が辛いんです。
モトを集める方法は、他者に注目されること。そして、自分自身が喜ぶことをして、自分自身で生み出すこと。こうでしたね(0030)。
だけど、後半の「自分で生み出す」ところまで行こうと思ったら、ある程度、周辺のモトが「たくさんある」と感じる状態になってないと、難しいんです。好き嫌いゲージ(0015)が関係あるんでしたね。
だから、そこまでは前半の「他者に注目される」方法で集めることが、どうしても必要になってきます。
コレがネックなんですよね・・・わしら人間が「モトあつめが下手」と言う場合、大抵はこの「他者に注目される」のが下手というか、苦手というか、いい思い出がないというか。
(T~T )
でもね、今まで説明してきた、モトについての知識や、他者についての知識があるかないかで、この「人間関係」という、今まで曖昧模糊で、捉えどころがなかったものに、ヒントが見つかることがあるものです。
これはわし自身がたった今、経験していることなので、そうだと断言できます。
「困ったちゃん」のモトあつめ
他者の注目を集めるにはどうすればいいでしょうか。一番原始的な方法は、大きな音を立てたり、大きな身振り手振りをすることです。赤ちゃんがお世話をしてほしい時に、やるやつです(0032)。
ですが、大人になってしまっても、これを習慣で続けている人が、割とたくさんいます。
例えば、誰に対しても高圧的な態度を取る人。自分のほうが偉いんだぞ、という態度で、他者から注目されよう=モトを集めようとしているんですね。
例えば、ウソばかりついて、自分を良く見せようとする人。素晴らしさを無理にアピールすることで、他者から注目されよう=モトを集めようとしてるんですね。
例えば、すぐ暴力を振るう人。自分のほうが筋力が強いことをアピールして、相手を恐怖させることで、他者から注目されよう=モトを集めようとしているんですね。
身近に、こういう方法でモトを集めている人、いませんか? もしかしたら、汝自身に、思い当たるフシがあるかもしれませんね・・・わしにも、ちらほら。
(^~^;)
前回(0039)書いたとおり、汝自身のモトあつめには、こういう人たちがとてもお邪魔キャラです。こういう人たちを「ほっとけない!」と思う気持ちも分かるのですが、こういう人たちから少し距離をおいたほうが、自分のモトを集めやすい時も、よくあります。
自分が「困ったちゃん」だったらどうすればいいか
一番困るのは、自分自身のそういう習慣を、なかなかやめられないことだったりするかもしれません。つい見栄を張ってしまう。
ついひどい言葉をかけてしまう。
つい他人を操ろうとしてしまう。
つい暴力をふるってしまう。
これらは「習慣」なので、汝があるシチュエーションに置かれたとき、自動的に振る舞ってしまう結果の行動です。この「習慣」にうんざりしているなら、これを何とかしてやめなければ、人生は辛いままです。
どうすればいいんでしょう。
まず、自分の行動が「習慣化」していることに、気づいて下さい。そこがスタートラインです。
その次は、その「習慣」が行われているとき、自分自身で「あ、またやってる」と自覚することです。
その時です! その時こそ、習慣を「手放す」チャンスなのです。
習慣とは、アタマが自動的に行う、一種のプログラムです。自分で組んだプログラムです。
自分で組んだんだから、自分で書き換えられる。これが、手放すコツです。
その習慣の真っ最中に、まず「今この瞬間、この習慣をやめる」と決めます。アタマとココロと、同時にです。ここで役立つ知識が、人間が3つのパーツからできているという知識です(0007)。アタマとココロは別のパーツでしたね。
まずアタマで考えて、ココロがどう動くか観察して、カラダをどう動かしているか観察して、コントロールするんです。こういう順番で、プログラムを組み直します。
そして、その結果、どういう人間関係が生まれるか、まで見届けてみて下さい。今まで知らなかった、新しいモトあつめの世界が、見えるかもしれませんよ。
d(^~゜ )
同じ「注目を集める」にしても、他者が喜んでくれたら、そちらから自分にたくさんのモトがやってくるので、強引に奪い取るより、ずっと気分がいいですよ。公園で鳩にエサをやると得られるモトに似ています。あれを、人間に対してやるんです。ま、単純にメシをおごるだけではうまくいかないのが、人間関係の難しさではあるんですけどね・・・。
(^~^;)
次回は箸休めをやろうかな。わしの話、鵜呑みにせずに必ず自分で考えてみてね。
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